あにめあん出張所

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終末のイゼッタ 第6話「胸囲の格差社会」でフィーネ姫が暗黒面に

終末のイゼッタ第6話『穏やかな日々に…』の感想です。

家庭教師のエルヴィラさん、近衛のビアンカさん、イゼッタ、フィーネ姫の4人の対比で「胸囲の格差社会」が描かれ、フィーネ姫が暗黒面に落ちていました。その中で、今回は近衛のビアンカさんにスポットライトが当たっていたように思います。

ヨナス一等兵は、後半、色々ストーリーに絡んでくるのかなぁと思っていましたが、今回で殺されてあっけなく退場。

『穏やかな日々に…』というタイトルの割には、穏やかでも、予告で「大変です。イゼッタ様の胸が!」と煽っていたほどサービス回でもなかったかなぁという印象です。

第7話は『ソグネフィヨルド海戦』ということで、イゼッタ無双回なのかな。

終末のイゼッタ第1話『たたかいのはじまり』感想

終末のイゼッタ第2話『傷跡と、銃声と』感想

終末のイゼッタ第3話『天翔ける剣』感想

終末のイゼッタ第4話『魔女の秘密』感想

終末のイゼッタ第5話『いつわりの奇跡』感想

終末のイゼッタ 第5話『いつわりの奇跡』感想

終末のイゼッタ 第5話『いつわりの奇跡』の感想です。

フィーネが、エイルシュタット公国の大公を継承します。同時に、全世界にイゼッタの魔法を世界に公表します。更に、ゲルマニア軍に対するイゼッタの攻撃に、記者を伴わせ、その魔法の力を世界に知らしめます。

イゼッタの魔法をゲルマニア軍に対する抑止力とする作戦な訳ですが、こういうことをしてしまうと、何かもう物語の結末で、イゼッタもフィーネも無茶苦茶不幸になる予感しかしないんですが。

たぶん、苦戦しながらもゲルマニアを退けることには成功するんでしょう。でも、その後、エイルシュタット公国に協力した味方の国々がイゼッタの力を手に入れようとする。そして、フィーネは、国の平和とイゼッタを天秤にかけて、やむなく、イゼッタを犠牲にする決断をする。でもやっぱり翻意して、国ではなくイゼッタを取ろうとするけど、イゼッタの方が、それを押しとどめて自ら犠牲になるとかね。

日本では、自己犠牲の物語が好まれる傾向があるような気がするけれど、個人的にはそういうのではなくて、みんなが幸せになる結末が見たいです。

例えば、ゲルマニアを退けた後には、ゲルマニアに代わって、イゼッタが世界にとっての脅威として認識されることを見越したフィーネが、戦場でイゼッタが死亡したことに見せかける偽装工作をしてから、イゼッタを国外に逃がす。フィーネは、エイルシュタット公国の復興に目処を付けたところで、息子か娘に大公の地位を譲って退位。それから、イゼッタに会いに行き、再会する。そしてお互いに、

「私の大切なともだち」

とか言って抱きしめ合うとか。

さて、気の早い結末の予想とかしてしまいましたが、次で、まだ第6話。第6話は、『穏やかな日に』ということなので、たぶんストーリー展開はちょっとお休みで日常系のお話でしょうか。 予告によると、

「大変です。イゼッタ様の胸が!」

とのことなので、またまたサービス回のようです。 何となく、第5話で登場したビアンカ以外の近衛兵の面々も絡んでくる気がします。

終末のイゼッタ第1話『たたかいのはじまり』感想 終末のイゼッタ

第2話『傷跡と、銃声と』感想 終末のイゼッタ

第3話『天翔ける剣』感想 終末のイゼッタ

第4話『魔女の秘密』感想

終末のイゼッタ第4話『魔女の秘密』感想

終末のイゼッタ第4話『魔女の秘密』の感想です。

フィーネの父、エイルシュタット公国の大公が亡くなります。

そして、ゲルマニア帝国の皇帝、メイドのロッテ、大公補佐官のジーク、フィーネの家庭教師のエルヴィラが登場し、更に魔女の秘密も語られます。

派手な戦闘シーンなどはないものの役者や色々なお膳立てが揃う結構内容盛りだくさんの回だったと思いますが…、でも印象が強かったのは、やはりサービス。

これこそがピクシブ百科事典によると「知る人ぞ知るアニメ脚本界のスケベ大王」という吉野弘幸(よしのひろゆき)氏の演出なのか(笑)。

次回第5話は『偽りの奇跡』だそうです。

終末のイゼッタ第1話『たたかいのはじまり』感想
終末のイゼッタ第2話『傷跡と、銃声と』感想
終末のイゼッタ第3話『天翔ける剣』感想

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終末のイゼッタ第3話『天翔ける剣』感想

終末のイゼッタ第3話『天翔ける剣』感想の感想です。

イゼッタが一人で、敵の戦車隊、航空隊を殲滅します。イゼッタの無双っぷりも良かったですが、通常戦の描写がより良かったかなと思います。

青い空を高く飛ぶ鳥、エールシュタット公国の美しい自然、それらと対比して塹壕が張り巡らされた戦場、航空機による爆撃、戦車による砲撃、そして兵士の死が描かれます。

第3話は、『魔女の秘密』ということなので、イゼッタの魔法がどのようなものなのか、ある程度説明されるのかなと思います。

イゼッタの魔法、そしてイゼッタ自身がこの世界の中でどのように位置づけられていくのでしょうか。第3話も楽しみです。

終末のイゼッタ第1話『たたかいのはじまり』感想
終末のイゼッタ第2話『傷跡と、銃声と』感想

終末のイゼッタ第2話『傷跡と、銃声と』感想

終末のイゼッタ第2話『傷跡と、銃声と』の感想です。

第2話も期待以上で、TVアニメなのに映画を見ているかのようでした。

イゼッタは、第二次世界大戦レベルの兵器に、どのような魔法で対するのかという点にも興味があったのですが、第2話でその一端が見られました。

雪原に自分の血を垂らし、

「おいで」

と一言呼びかけるイゼッタ。すると雪原から氷の矢が放たれ、フィーネとイゼッタを銃撃していた戦闘機が撃墜される。

この魔法は、カッコイイし、設定的にもいいなと思いました。理にかなわないからこそ魔法だとは思いますが、ただ、それだからこそ何でもありだと、物語も何でもありになってしまうと思うので、自分の血を使うとか、何らかの制限がかかりそうな設定はいいなと思いました。

次のフィーネとイゼッタの会話でも、イゼッタの魔法がどのようなものなのかが少し分かります。

「しかし…、魔女の力はみだりに使ってはならぬと…」
「大切なものを守るためなら、おばあちゃんも許してくれると思います」
「すまぬ」
「おばあちゃん、ごめんなさい。言いつけ、破ります」

ところで、アニメでは、こうした主人公が持つ魔法のような強力な力について、自らの欲望のために力を使うのは悪く、大切なものを守るためならば許されるといった話の流れが割りと良くあるとは思いますが、現実を振り返ると考え込まざるを得ないところがあります。

特に、イゼッタの時代設定は、第二次世界大戦。ドイツが先に核兵器を開発することを恐れたアメリカが、その科学力、工業力を総動員して、まだ可能性の存在でしかなった核兵器を短日日の内に生み出した時代です。やはり、守るためだからと言って、何もかもが許されるわけではないと思います。

終末のイゼッタ、これからイゼッタで、核兵器に相当するような兵器やアメリカに相当するような国が登場するのかも興味があります。

また、まだ始まったばかりなのに気が早いですが、ラストがどうまとめらるかのかも非常に興味があります。

さて、次回第3話は『天駆ける剣』ということなので、この第2話でも垣間見られましたが、いよいよイゼッタの活躍が本格的に見られるのではないでしょうか。

次回も楽しみです。

第1話の感想はこちら

終末のイゼッタ第1話『たたかいのはじまり。』感想

亜細亜堂制作の「終末のイゼッタ」、第1話「たたかいのはじまり。」ですが、とても素晴らしかったと思います。

テンポの良い展開。自然なキャラクター描写、分かりやすい状況説明。安定した作画。ワクワクさせるアクションシーン。そして、幼少期に魔女狩り?にあったイゼッタをかばったために負ったであろうフィーネの傷跡を見せるためという一応必然性のあるサービスシーンと、ほぼ全ての点において非常にレベルが高かったと思います。

そして、何と言っても、フィーネ姫がとても魅力的に描かれていたと思います。

エイルシュタット公国のフィーネ姫ですが、ゲルマニア兵に追われながら、列車の屋根に逃れ、更には鉄橋から飛び降りて、逃げ延びるなど、簡単にはあきらめないし、勇気もある。その上、ブリタニア王国を参戦させるため、過去に断ったブリタニア王国のヘンリー殿下からの求婚を受けようとするなど、自分の身を犠牲にしてでも国と国民を守ろうとする姿勢など、本当に理想の姫さま(イゼッタがフィーネのことを「姫さま」と連呼していたことあり、「風の谷のナウシカ」を思い出した人もいるのではないでしょうか)。

これが「ちびまる子ちゃん」「まんが日本昔ばなし」などを手がけてきた制作会社の実力というものなのでしょうか…。非の打ち所がない第1話だったと思います。

第2話「傷跡と銃声と」が楽しみです。

第2話の感想はこちら

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ガーリッシュ ナンバー第1話「やさぐれ千歳と腐った業界」感想

ガーリッシュ ナンバー第1話の感想です。

自分が出演するアニメの原作であっても、漫画なら読むけど、小説となるとラノベすら読むことを厭うクズかわいい新人声優の烏丸千歳。そんなキャラクターが、クズなところも含めて非常に表情豊かに魅力的?に描かれていました。

作画は、キャラクターの表情だけでなく、画面構成、ライブシーンの動画も含めて非常にレベルが高いと思います。

ガーリッシュ ナンバーの原案・シリーズ構成は、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」で知られるラノベ作家の渡航(わたりわたる)さん。渡航さんは、夏アニメの「クオリディア・コード」もラノベ作家3人の共作ですが、原作を担当していました。で、このクオリディア・コードが酷かったので、ガーリッシュ ナンバーもどうなることかと、ちょっと心配だったのですが、第1話を見る限り大丈夫そうです。

原作の渡航(わたりわたる)さんのお決まりの自虐セリフ、

「大体ラノベ作家が何勘違いしてんのかしら。 イラストのおかげで売れただけなのにね」

や、声優業界を揶揄する

「この業界はおかしい」

「お仕事終わり。 ワンワードでギャラ泥棒。 拘束長くてコスパ悪い」

といったセリフが笑えました。

出典:あにめあん