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あにめあん出張所

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クロムクロ24話までの感想

2016年春アニメ アニメ

クロムクロは、「花咲くいろは」、「SHIROBAKO」などで知られるP.A.WORKSの15周年記念作品です。確かに15周年記念作品らしく、主題歌にGRAYを起用していたり、P.A.WORKS初のロボットアニメだったり、2クールだったり、力の入った作品ではあるように思います。

ただ、残念ながら、24話まで見ましたが、力は入っているんだろうけれど、作品としては色々まとまらなかったかなという印象です。


日本のアニメは脚本が弱いと言われるらしいですが(とは言え、それじゃあ、どこの国のアニメが強いのかはよく分かりませんが…。やっぱり、ハリウッドですかね? まあ、一概には言えないと思いますが…。)、クロムクロも脚本が弱かったように思います。


ロボットアニメで、学園アニメの要素があり、鬼が出てきて、姫が出てきて、侍が出てきて、クローンが出てきて、宇宙人が出てきて、コスプレイヤーが出てきて、P.A.WORKSの所在地の富山の色々な風景が出てきて…、本当に盛りだくさん。それで、それらの個々の要素はそれなりに面白く描けていたとは思うのですが、でも、それじゃあ、作品として一番描きたかったこと、一番面白いところがどこなのかというと、それがはっきりしていなかったように思います。


初のロボットアニメであるのもかかわらず格闘シーンには迫力がありましたし、個々のキャラクターもそれなりに魅力的に描かれていたと思います。


ただ、ロボットについて言うと、鬼をモチーフにした主人公が駆る「クロムクロ」、カニをモチーフにした「イエロークラブ」、名前の通りメドゥーサをモチーフにした「メドゥーサ」と色々バリエーション豊かなんですが、それはつまり悪く言えばバラバラということで、結果、ロボット同士の戦いが、異種格闘技戦みたいになっていて、何と言うか…、戦いにリアリティがない。まあ、そういうのが好きな人もいるとは思うのですが、個人的には、「翠星のガルガンティア」の「マシンキャリバー」同士の戦いとか、「楽園追放」の「機動外骨格スーツ」同士の戦いとか、それが虚構であれ同じ論理の上に立つロボット同士のギリギリの戦いが好きです。


キャラについて言うと、それぞれのキャラクターはそれなりに良く描かれていたとは思うのですが、やはりヒロインの白羽由希奈が少し弱かった気がします(むしろ、荻布美夏の方が人気があったような…)。主人公の青馬剣之助時貞もいい味はだしていましが、カッコ良かったかというとそうではないような…(まあ、まだ25話と26話の2話残っていますが)。色々意見はあるとは思いますが、やっぱり基本的にアニメの主人公とヒロインは、他の登場人物よりもかなりカッコよく、カワイク描いた方が良いように思います。


やっぱり、個人的には製作者の一番語りたい物語を、魅力的な主人公とヒロインで見たいです。


本日「有頂天家族2」の製作も発表されましたが、P.A.WORKSの今後の作品に期待です。「有頂天家族」は面白かったな。

出典:あにめあん